スターウォーズ、エピソード8最後のジェダイ観てきました。
エピソード6(当時は三作目)を劇場で見たのが小学二年生の時。あれからもう35年です。
ネタバレ含みますので、まだ観ていない方はぜひ劇場でご覧になってください。
前作観てなくても楽しめる親切なつくり
今回は、主人公のレイがジェダイマスターであるルークの元を訪ね、共にファースト・オーダー(いわゆる敵)と戦うよう説得を試みますが断られます。
レジスタンスは敵により追い詰められ、数が減少していきます。
ハン船長とレイア姫の息子であるカイロ・レンがダース・ベイダーになろうとしたがなれず、ハンを殺害したことで心の葛藤により苦しみます。
そんな中、ジェダイの素養を持つレイとフォースを通して接触し、互いを仲間に勧誘します。
登場人物が、セリフの中で主要なストーリーを上手に話してくれるので、観客は難なくストーリーについていけます。
皇帝死んじゃったの?
レイを捕らえて拷問をかけるスノークをレンが騙し打ちとはいえあっさり倒してしまったのには驚きです。
実力差はスノークの方がレンより上ですので、単順に敵が弱体化した事になり、レジスタンスにも勝ち目が出てきました。
とはいえ、エピソード9でスノークは実は死んでませんでしたーなんてこともありうるのでわかりませんが。
レンの見事な中二病
ダース・ベイダーに憧れ、親を殺害し、意地を張りまくるカイロ・レンは見事に思春期男子ですね。
親に従順は弱い子、みたいな。
しかし、地位が与えられると後戻りができません。さて、仲間になるのか散っていくのかは、エピソード9で明らかになります。たぶん。
なんといってもジェダイマスター、ルーク・スカイウォーカー
恐らく、今作を観に行く方のほとんどがルークがお目当てだったと思います。
ルークは隠居生活をしていますが、レイと接し、何よりもヨーダの勧めもあってレイを守るためレンと対峙します。
エピソード4を観ている方はここで、オビワンとダース・ベイダーの戦いを思い出しますね。
オビワンはダース・ベイダーに敗北し、命を落とすのですが、その悲劇を繰り返すのかと思いきや、まさかの幻影。
ルークはフォースによりその場にいるかのように見せていたのですね。レンのフォースが強大になっていることを考えると賢明な判断と言えます。
このシーンはまさに名シーン。ルークのジェダイマスターとしての力が発揮されます。しかし、これでルークは助かったかと思いきや寿命により絶命。
どうやら世代交代がこのシリーズのテーマのようです。
安定のファミリー向け映画
普通のアクション映画なら売れるために男女の絡みがいくつか出てきそうに思いますが、この映画は皆無。お子さんと安心して観られます。
懐かしのファルコン号やポー専用Xウィングなど、戦闘機も格好いいですね。もちろん、戦闘機や戦車の中には撃墜されたり、爆破されたりするものもあるのですが、ここでも残虐なシーンは一切なし。メカニックの美しさに浸れます。
なんかスターウォーズってボクたちが昔、砂場でやっていた戦闘機ごっこや教室の大掃除の時にやっていたチャンバラをそのまま映画にした感じがするんですよね。クラスにはなぜか仙人を気取るヤツもいましたし。
なので最新の映像なのですが、どこかに懐かしさを感じるスターウォーズ。スカイウォーカーの物語に終止符が打たれるエピソード9が今から楽しみです。
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