法則を見つけた時は嬉しくなるが、その内容を理解すると悲しくなる。

当時はマーフィの法則なるものが流行っておりました。アスキーからも本が出たり、スクリーンセイバーが出たりして、よく読んだものです。

その中の一つに『インストールの法則・必ず14枚目のフロッピーでコケる』というものがあります。現在(いま)の若い方にはさっぱりかもしれません。

当時、Windows3.1(MS-DOS/V版)はフロッピーディスク14枚組でした。そして最後のディスクで良くインストールが失敗しました。

確かに(涙)。という法則です。

わたしに与えられた開発機はPC-98版のWindows3.1だったため、24枚組だったと記憶しています。そして同じく、最後か最後から1枚のところでコケました。

今も昔も変わらないのは、Windowsの再インストールは絶体絶命の時に発生するペナルティだということです。そんな時のこの仕打ち。

もうね。笑ってしまいますよ。人間、ある境界を超えると何でも楽しくなります。Windowsのインストールも1枚目からコケてくれないかな、とか。ブラウン管が破裂してくれないかな、なんてどうしようもないイマジネーションがどんどん膨んでいきます。

そんな時、このマーフィの法則はわたしのこころを掴んで離さなかったのでした。

今でも、なるほどと思える法則がたくさんあります。

『人生とは前向きに進むしかないが、後ろ向きにしか理解できないものである。』とか『絶好のチャンスは最悪のタイミングでやってくる。』など。

アスキーの本に載っていたもので気に入っているものは『ジンクの考察・1.理系は、100行を1行にする。2.文系は、1行を100行にする。』、『シキブの現世悪人正機説・善人は、たった一つの悪行でその人生のすべてを失い、悪人はたった一つの善行で大いなる賞賛を得る。』、『アイザワ成功学・成功とは金魚すくいのようなものだ。こつを知っている者だけが何匹もすくう。』などです。

数多くの日常の小さな事柄にフォーカスした面白い法則の中にあって、こうした的を得た法則は輝いていましたね。

しかし、ハイテンションも夢のようなもので、納期が過ぎると(睡眠時間が正常値に近くなってくると)次第に下がっていきます。素晴らしい法則も、知っているだけでは、飲み屋での会話の役にしか立たないことがわかってきます。結局、金魚すくいの法則を知っていても、成功のコツを知っていない自分と向き合わなければいけないんですよね。(涙)

あーあ。

そういえばあの頃、色んなマーフィさんが法則の本を出していましたね。皆さん、今頃どうしていらっしゃるんでしょうか。

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